チョウ・ユンファ、ニコラス・ツェーが初タッグ!!『ゴッド・ギャンブラー』シリーズのリブート作品!
指先で触れただけでトランプの数字など、全て見抜ける名ギャンブラーのケン(ユンファ)、旧友の息子クール(ニコラス・ツェー)と共に陰謀に立ち向かう!
中国大陸の検閲からか、ユンファはオリジナルシリーズとは別の役柄と言う、大人の事情が見え隠れしてる作品です。
監督は香港バカ映画の帝王バリー・ウォン!
オリジナルシリーズの監督が、しっかり継承してます。バリー・ウォンはドニー版『燃えよデブゴン』に出演したりと、相変わらず頑張ってます。この監督、相当なミーハーなので、当時開催していたW杯ネタまで使ってきてます。
共演は、香港民主化運動で名を馳せた、『インファナル・アフェア』のチャップマン・トーや、ジン・ティエンなど。
『イップ・マン継承』で大ブレイクした、マックス・チャンが悪役で出ています。
ジャッキーの『ファイナル・プロジェクト』でヒロインだった、懐かしのアニー・ウーが出てきたり、80年代の名コメディエンヌのマリア・コルデロの登場など、もはや同窓会映画!笑
チャップマン・トーが、ジャッキーの「英雄故事」のトンデモ替え歌歌ったり、相変わらずおバカです。笑
『男たちの挽歌』に纏わるちょっとしたギャグまで!
映画としては、伝説的パート1と比べると、大分パワーダウンしてますが、香港映画らしいバカ映画になってます。
ラストでは、オリジナルの主人公だった「賭神」こと高進が、ユンファの一人二役で出演したりと、香港映画マニアじゃないと分からないかも。映画としても、かなり香港ローカルな作品かも。
ニコラスは、キレキレカンフーを披露したりと相変わらず頑張ってます。
実は新シリーズは3作目まで作られたんだけど、今作以降は日本に入って来てません。
2作目以降は、アンディ・ラウが参戦したりと豪華になってるのに...。
僕は、香港盤持っているので、また機会があればレビューします!