ミミック

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカのミミックのレビュー・感想・評価

4.5
●①過去のアベンジャーズの戦いで多数の市民が犠牲になった為、国連の監視下におかれるソコヴィア協定を巡り対立するスティーブとトニー②ソコヴィアで被害に遭ったためアベンジャーズに復讐するべくバッキーを再び洗脳して他のウィンターソルジャーを復活させようとする謎の精神科医ジモ③トニーが初めて知る両親の死の秘密
●スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)に賛同するバッキー(ウィンター・ソルジャー)、サム(ファルコン)、クリント(ホークアイ)、ワンダ(スカーレット・ウィッチ)、スコット(アントマン)ら6人と、トニー・スターク(アイアンマン)を始めとするローディ(ウォーマシン)、ナターシャ(ブラック・ウィドウ)、ヴィジョン、ティチャラ王子(ブラックパンサー)、ピーター(スパイダーマン)ら6人が真っ向から対立する話運びが素晴らしい
●キャプテンアメリカシリーズの3作目であり、アベンジャーズシリーズでいうと2.5作目の位置で更に『アントマン』や後に公開する『ブラックパンサー』や『スパイダーマン:ホームカミング』にも繋がる大人数ヒーロー同士の内戦はMCU的にも大転換点でめちゃ重要作品
●話の流れから各ヒーロー単発で狭いアクションシーンが多くそれゆえキャストの格闘センスを十分に堪能、そして空港でのスーパー大戦ダイナミズムが爆発、両側に並んで走って激突する場面なんて運動会みたいで見栄として最高
●おじさんスコットとお子ちゃまピーターら肩の力が抜けた新キャラの加入が良いバランス、バッキーのちょっと間抜けなシーンがあるなどロキがそうだったように前作でヴィランだったキャラに愛着が沸くようになってる、ヴィジョンがパプリカシュを作るシーンに萌え
●アントマンが極小になって戦うシーンのビジュアルがやっぱり好き、ヴィジョンを地中深く沈ませるワンダ最強説、アイアンマンとキャプテンの一騎討ちは胸に迫る切ないシーン
●ペギー・カーターの死がスティーブの一つの転換点、にしても気付いたらシャロン・カーターにナターシャにワンダと周りを美女に囲まれるスティーブ
●ソー、ハルク、ペッパー・ポッツはお休み
●宛名をトニー・スカンクと読み間違える配送員役にカメオ出演のスタン・リー
●おまけ映像でワカンダに凍眠するバッキーと、トニーからウェブシューターの贈り物を受け取るピーター
●キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー、アントマン>>今作>>ドクター・ストレンジ


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2017.08.04
・己の信じる正義のズレからキャプテン側とスターク側に別れて戦う、大人気マーベルコミックシリーズの最新作
・飛行場での総出演のやたら決まってる大乱闘シーンが盛り上がりのピーク
・アントマンとスパイダーマンの参戦が嬉しい驚き
・ラストの独白からのキャプテン登場はズルいくらいにカッコいい
・直前にキャプテンアメリカシリーズだけでも見ておくと、より内容がスッと入ってくるかも
・☆3.0
ミミック

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