ワカンダフォーエバー!
アフリカンアクセントの英語が心地よい。そしてキング本人よりもオコエ様の格好よさとシュリの軽やかなスマートさに惚れ惚れ。
とにかくヴィランと一概にも呼べない敵の描き方がよかった。その視点から、作品としての面白さとアフリカンアメリカンが直面してきた問題をバランスよく描いていた作品だった。
ただ色彩やリズムにはアフリカカルチャーへのリスペクトを感じつつも、「発展」のベースはやはり西洋思想だなという違和感(宇宙人がみんなヒト型なのと同じ違和感です)はアメリカンムービーだな…と。
以前釜山に訪れたのはちょうどこの作品の公開直後だったのを思い出す。