このレビューはネタバレを含みます
なかなか面白かった気がする。黒人が主役のヒーローものって中々、ウィル・スミス主役でくらいしか観たことないけど、しっかりとしたストーリー構成と配役で、最後まで失速しなかったね。
とはいえ134分は少し長いかな、、そんなに無駄なシーンもないのだけど、凝った映像的演出とかがちりつもで長くなった感じかねー。
チャドウィック・ボーズマンは初めてみたけど、善を感じさせる雰囲気が適役だったかな。
マイケル・B・ジョーダンも髪型から演技までよかったね。
ゲットアウトのダニエル・カルーヤもそこそこ大事な役なのだけど、ゲットアウトのイメージしかないので変な感じだった。
悪役にも同情の余地を見せつつ、味方の過ちも見せつつ、という完全悪ばっかりのヴィランズなイメージの強いマーベルの中で(あまり見たことないから知らないけど)珍しいストーリーだった気がする。
あの韓国でのシーンとかは間違いなくスカイフォールを意識していたし、シュリの存在やコスチュームや全体の雰囲気はノーランのバットマンを意識している感じがあったなー。シュリはQっぽいとも言えるけども。
笑えるシーンも垣間見えつつ、ストーリー良し演出良し、キャスト良しの中々の良作かなあ。マーベルの割には。
