"危機に瀕したとき、賢者は橋をかけ、愚者は壁を造る"
"どんな国王になるか、自分で決めるの"
【STORY】
後進国と思われているワカンダ王国は、最高の資源と技術を隠していた。
新たな国王"ブラックパンサー"となったティチャラは、資源を求める敵や、旧国王の秘密から生まれた強敵に狙われながらワカンダを統治することになる…
【REVIEW】
アメコミ映画の中でも深いテーマを訴えかける作品で、批評家・大衆の双方から非常に高い支持を得ている作品ですね。
ティチャラとキルモンガー、どちらが正義・どちらが悪とも言い切れない2人が、互いの信念で激突する様は他のヒーロー映画では中々見られない思索を生む。
ハイテクな器具や武器の数々と、アフリカンな民族衣装とのコラボレーションに胸が高鳴り、同じようにオーケストラと民族音楽がコラボレーションした壮大な音楽に胸が踊る!特に森からワカンダに入る瞬間の音楽の高鳴りは何度観ても大興奮。
紫の世界や夕陽の美しさも印象的な映画。
ティチャラ役は故チャドウィック・ボーズマンしかいないと思うし、その思いはMARVEL STUDIOも同じだった。
あの厳かでどこか可愛くもあるアフリカ訛りの発音がもう新作で聞けないと思うと寂しくて堪らないが、今作や『シビル・ウォー』『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』を通して、ティチャラ王は我々の側に存在し続ける。
ワカンダ・フォーエバー!
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観た回数:8回
直近の鑑賞:BD(20.08.29)
Disney+(22.11.08)
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