Ootzca

キャプテン・マーベルのOotzcaのレビュー・感想・評価

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)
5.0
『アベンジャーズ/エンドゲーム』への助走としては充分過ぎるほど最高でしたよ

個人的にはムチャクチャ面白かった、ここ最近のマーベル作品では群を抜いた傑作だったんですけど!

アクアマンがマッチョイズム全開だったとしたらキャプテン・マーベルはガールパワー爆発

それに加えて、90年代が舞台とあって、衣装、小道具、美術、音楽などモロに90年代半ばって感じを醸し出していたし、演出もどこかオーソドックスというか、ちょっとひと昔前のアクション映画の雰囲気を漂わせていて、そこら辺もグッとくるものがありつつ、そういう懐かしさを覚えるのと同時に新しさを感じさせる現代ならではの演出やシーンもあり、それが実に丁度良い具合にミックスされているなと思いました

ユーモアも所々で効果的に散りばめられていて、こちらもいい塩梅

ブリー・ラーソンの美人過ぎず可愛い過ぎない、普通の女子感が、逆にキャプテン・マーベルの持つ内面的なものを含めた強さを際立たせているように感じて、これはキャスティングの勝利ではないか、と

特別じゃない、どこにでもいる、でも世界にたった一人の女の子の物語として、これは完璧

負けるな、女の子
へこたれるな、男の子
Ootzca

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