MrMINE

キャプテン・マーベルのMrMINEのレビュー・感想・評価

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)
4.2
「アベンジャーズ・エンドゲーム」直前。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニヴァース)作品群の21個目の作品。

21個目にして、初めての女性ヒーローが主役の作品。(監督も女性が初登板)
〝キャプテン・マーベル〟このネーミングからして、インパクト大。

舞台は、1990年代。
アベンジャーズが結成されるずっと前、アイアンマンが誕生するよりも前。
ニック・フューリー長官がまだ眼帯をする前の捜査官で、フィル・コールソンが新人さんの時代。

衣装や、街の雰囲気など、1990年代がレトロに描かれているところに時代を感じた。
そうか、もう2020年はすぐソコなのかと感慨深くなり、90年代は、もう古い時代なんだと軽くショックさえ覚えた・・・

今回は、沢山の小さな歴史が明らかとなります。
アベンジャーズのネーミングの歴史、信頼していた者からの裏切りにあうフューリーの過去、S.H.I.E.L.D.の存在意義などなど。

これまで見てきた人も、今後を見る人もこの作品は欠かせない橋渡しの作品でした。

P.S.後に長官となるフューリーの過去。生身の人間である彼に親近感の沸く作品だ。

P.S.S.すべてが繋がった作品だが、良い意味で統一感のない作り方、映像表現の仕方にはいつも心躍らされる。
今回は、90年代の刑事モノとSFのミックス。
MrMINE

MrMINE