このレビューはネタバレを含みます
ヒーローになんてなれない
いつだろう、夢を諦めたのは
敬慕され頼られ正義を謳い悪と戦うヒーロー。
いつしかそんなヒーローに憧れ夢を持った。
ただ、現実を知りヒーローになんてなれっこない、なれるわけがない、そう思い始め夢を追うことをやめた。
そして、1人大阪で、昼間ギャンブルでタコ負けし、夜は夏影を聞きながら高速道路を眺めタバコを吸う日々を過ごしていた。
そんな時、この映画と出会った。
アッセンブル
震えた。熱い思いがマグマなかやまのように湧き上がり、血液が沸騰するのを感じた。
夢を諦めていた自分に、お前のいるべき場所はそこじゃないと言ってくれているように思えた。
ヒーローになりたい…
アッセンブルする時に一緒にいたい…
あわよくばキャプテン押し退けてアッセンブルって言いたい…
心が煮えたぎり、夢を追いかけキラキラしていた時の自分が少林サッカーの覚醒シーンのように戻ってきたのだ。
共にこの映画を鑑賞していた、
Mr.Bee(蜂を恐れるがあまり、蜂の化身となった自称ヒーロー兼筋肉ダルマ)
にこの熱い思いを伝えた。
彼は、
「その熱い思いを忘れるな。
そうすれば、君はもうヒーローさ。」
と言ってくれた。
よくわからなかったが、なんだか感動した。
ここにじっちゃんのナニにかけて宣言する。
俺は必ず世界中の善良なパンピーやパチンコでノリ打ちをした友人から慕われるヒーローになる!
必ずなってみせる。
沈黙の守護者
人々を守るヒーロー
どんぐり共和国の王子
"パプパ男爵" に…。