ついに元号「令和」が始まりました。これで自分も「昭和」「平成」「令和」の3つの時代を歩んだことになり、なんとなく人生の達人に近づいた気がします(気のせい)
それで本日「令和」最初の一本の映画を観ようと思い映画館に出向き、選んだ記念すべき一本は!
「アベンジャーズ/エンドゲーム」日本語吹替版!
すでに平成の終わりに字幕版を観ていて今回は二回目ということもあり、緊張しつつみた初見よりもリラックスして鑑賞できたため、じっくりドラマに没入。
さらに日本語吹替のおかげで、字幕版で端折られたセリフの微妙なニュアンスもばっちり伝わったおかげで前回以上に楽しめました!
ただ気になったことが一つ。
僕の横に座った若いカップルのリア充ぶりに怒りが!というのは多少冗談ですが、どうも彼らはこの「エンドゲーム」が初めて観るマーベル作品らしく、前半はかなり退屈そうで、後半はこのシリーズのファンなら間違いなく反応するであろう名場面でも、特に反応が無く、スタッフロールが始まるとすぐに席を立たれてしまいました。
しかしそれは彼らが悪いわけではありません。
なにせ今回の「エンドゲーム」はかなりの一見さんお断り映画だからです。
過去の作品はそれなりに配慮がしてあり、いきなり他の作品を飛ばしてみても、独立した作品としてある程度は楽しめる作りにはなっていました。
ところが今回は最低限、前作にあたる「アベンジャーズ/インフィニティーウォー」だけは絶対に観ておかないと、冒頭から何がなんやらさっぱり分からない内容になっています。
というわけでもしこれから「エンドゲーム」を観てみようかなと思われている方は、先ずは現在レンタル中の「インフィニティーウォー」をご鑑賞ください。
そして、もしお時間が許すのであれば、ぜひ可能な限り他の作品も御覧ください。
なぜなら今回の「エンドゲーム」は10年掛けて作られた21作品の様々な伏線を回収しているからです。
過去の作品を見れば観るほど、「エンドゲーム」で退屈に思えたシーンの受け取り方が変わり、なぜそこで感動を覚えるのかがより鮮明に分かってくるのです。
例えるなら販売店のスタンプカードのように、達成した数が多ければ多いほどもらえる景品が豪華になる、つまり感動が大きくなるのです。
もしすでに今回いきなり「エンドゲーム」を鑑賞してイマイチと思われた方は、ぜひ過去に遡り「インフィニティーウォー」を観ていただければ、こちらの作品がきっかけでこのシリーズのファンになるかもしれません。
その後少しでも気になったヒーローがいたら、ぜひそのヒーローの作品を観ていただければと思います。
最後に以前書いたシリーズのリストを掲載しますので、鑑賞の際の参考にされてください。
そしてこの「映画のオリンピック」とも言えるアベンジャーズシリーズを楽しんでいただければと思います。
①『アイアンマン』
すべての始まりである記念すべき一作目。自分が最も好きなキャラクター。
②『インクレディブル・ハルク』
怒ると緑色の大男に変身。一見地味だが脚本の出来が良かった。
以前作られた「ハルク」という作品は、今回のシリーズとは無関係なのでレンタルする際は要注意。
③『アイアンマン2』
アイアンマンシリーズ二作目。
④『マイティ・ソー』
主人公が神様という異色のヒーロー。
⑤『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
最初見た目がイマイチで一番敬遠していたキャラクター。しかし今やアイアンマンと同じぐらいお気に入りになった。
⑥『アベンジャーズ』
上記の四人が集結した記念すべき最初のアベンジャーズ。全員にきっちり見せ場がある展開が凄い。
⑦『アイアンマン3』
アイアンマンシリーズ三作目
⑧『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
ソーシリーズ二作目。
⑨『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
キャプテン・アメリカシリーズ二作目。アクション映画としても単体で楽しめる傑作。
⑩『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
宇宙が舞台のもっともゆるいノリの映画。単体の映画としても楽しめつつ、実は登場人物の一人が「インフィニティ・ウォー」で重要な役割を担っています。
⑪『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
アベンジャーズシリーズ二作目。この映画のラストが「シビル・ウォー」に繋がる。
⑫『アントマン』
アリのように小さくなれるヒーロー。単体でも楽しめます。
⑬『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
アベンジャーズ二作目の直後の話であり、「インフィニティ・ウォー」の直前の話。
⑭『ドクター・ストレンジ』
魔法が使える元医者のヒーロー。単体でも楽しめます。
⑮『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ノリの軽さは前作通りだが意外にも一番ラストで感動した作品。この後「インフィニティ・ウォー」で他のヒーローと合流する。
⑯『スパイダーマン:ホームカミング』
シビル・ウォーで先行して出演したスパイダーマンの単体作品。アイアンマンと共演。
⑰『マイティ・ソー/バトルロイヤル』
ソーシリーズ三作目。この映画のラストが「インフィニティ・ウォー」の冒頭に繋がる。
⑱『ブラックパンサー』
シビル・ウォーで先行して出演したブラックパンサー単体映画。
⑲『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
現在公開中の「エンドゲーム」の前作に当たる作品。つまりこれだけは絶対に鑑賞が必要。
⑳『アントマン&ワスプ』
アントマンシリーズ2作目。「エンドゲーム」とほとんど無関係かと思っていたら、実は結構重要な作品だった。
21『キャプテン・マーベル』
「エンドゲーム」直前に公開された作品。
そして現在公開中の22作目『アベンジャーズ/エンドゲーム』
特に急いで「エンドゲーム」を観ようと思っていない方は、まずは「アイアンマン」をぜひ!