ウマノホネ

アベンジャーズ/エンドゲームのウマノホネのレビュー・感想・評価

4.5
ヒーローたちをひとつの世界に統合する「マーベル・シネマティック・ユニバース」の、
タイトルの通り "エンド" を飾る作品。
私はすべての関連作品を見ていない(見ていない作品のほうが多いくらい)のですが、
それでも、それら一連の作品の集大成と思うと感動も一入です。
散り散りになったヒーロー達の一人一人の物語を見せつつ、
全体としての物語の疾走感が気持ちいい。

例えが古くなりますが、、、
ロールプレイングゲームの傑作「ファイ○ルファンタ○ーⅥ」で、
世界崩壊後の仲間集めの物語性と達成感、
そして、三闘神の力を吸収し神として君臨するケ○カとの最終決戦のワクワク感!
例えが古いけど。。。

それを生身(?)の俳優達によって、
現実の世界さながら(あるいはそれ以上!)の映像の中で体験させてくれるのだから、盛り上がらない訳がない!
醍醐味となる最終戦では、
個々の活躍を見せつつ共闘して闘う彼らの姿に、
全員を知っていなくても、その迫力で涙が出てしまいました。
そこまでの流れも、
物語前半、人類の半分と仲間達を失った世界での暗い雰囲気から、
一筋の活路を見いだし、そこに希望をかける時間泥棒の冒険、
最強の敵との再決戦から大激戦へと、
どこも見逃すことができない場面として、目が離せません!

シリーズものの物語を最後から見るというのも楽しみ方のひとつだと思うので、
さかのぼって彼らユニバース作品を見返してみたくなりました。