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アベンジャーズ/エンドゲームのTのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

はい。私はマーベルシリーズを去年の今頃から、ポツポツ見かじってきました。

そして、ストーリーの帰結も情報が入ってきましたから大体想像していました。

量子物理学とか難しい名前を出されるとよく分からないですが、確かにタイムマシンでした。

ただ、私たち人間は、いまマルチバースか単一宇宙かを、あらゆる方向から確かめようとしています。

この作品と、前作インフィニティウォーは
まるで鏡のようです。
鏡と鏡を合わせるだけで無限に空間は広がって見えます。

その選択肢のなかではサノスの云う「絶対」はありえないから、ブラックウィドウとアイアンマンの死は回避できなかったわけだと感じました。悲しいが。

サノスの表情は、前作のラストで「生」の喜びを、本作で「死」の虚しさをよく表していた。

でっぷりしたソー、開き直ったグリーンジャイアント、どうでもいい感たっぷりの相変わらずのロケット。

いきなり、確認もしないで、ウデぶった切ってクビ取ってどうすんだよ、サノスが湯に塩入れてサボテン食べる前によー。

ワンダ・マキシモフはちょこっとしか出てこないが、表情と台詞で、「戻ってこない」ビジョンの仇打ち。女性キャラだとこの人が一番好きですが、ガチでヤバめに強いのはやはり、キャプテン・マーベルでしょうか?

そしてそんな女性たちにエスコートされるスパイディー君は帰って来ました。

何度か見て理解したが、キャプテンアメリカは、「自分」の人生を過ごしたわけだ。

あんまりよく出来てるからケチをつけよう。
「東京」を雑に扱わないで欲しいなw
あと、ジェノサイドではないか?これは。

これだけ、世界的に耳目を集めかつメディアとしての大人の事情と、シリーズの集大成としての立ち位置、更には今後のシリーズ、過去の作品への繋がり。
それらを娯楽作品として仕上げたところは
すごいと思いました。

盛夏も過ぎ いくばくか涼しくなりました 皆さま お風邪などひかれぬようにお過ごしください
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