かな

家族の波紋のかなのレビュー・感想・評価

家族の波紋(2010年製作の映画)
3.0
静かな雰囲気の映画。
家族の波紋というタイトルの通り些細なきっかけによって家族の間に広がっていく波紋、それによって溢れ出したそれぞれの思いが描かれています。
美しい景色とキャストの繊細な演技が印象的でした。
時間がゆっくりと流れていくように感じました。
原題は諸島という意味だそうです。イギリスのシリー諸島にある別荘に滞在する家族たち。
彼らの会話はとても穏やかに感じました。
一見穏やかに見えても、実は波紋があるのだなと思いました。
キャストの本当の家族のような自然な演技が印象的でした。
静かに流れていく詩のような映画でした。雰囲気を楽しむ映画だと思います。
かな

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