キム・ギドク監督作品。
みんな大好きマブリーがまだ有名になる前の映画。マブリーの垢抜けてない感がすごい。
正直物語に起伏がないから冗長に感じる。もっと復讐心に感情移入できるようなシーンがあればなと…
混沌たる社会のエントロピーから整合の温度を創り出すマクスウェルデーモンは善と悪の二つの面を被っていて、「ザ・バッドマン」(2022)と「ジョーカー」(2019)のような表裏一体の顔をしている。そんな…
>>続きを読む個人的に今は亡きキム・ギドクの思想が色濃く作品に反映されていると思う。同じ俳優を何度も登場させる意図や強者と弱者への視点転換、すべては人間模様を暴力という装置で力業にみせることで、他人を攻撃し、自ら…
>>続きを読む搾取する側とされる側、民主主義が崩壊している自国の批判。搾取する側を1人何役か同じ人が演じているあたりが少し変化球ではあるけど全体通してキムギドクにしては単調な表現の仕方と思った。珍しく(?)演技派…
>>続きを読む中盤まで似ている人が何人もいるなーとか思ってたら、あれ一人何役やってるんだ。。。
つまり搾取する人の象徴としてでてくるだけというなかなか攻めた作りだった。
冒頭の謎は最後まで宙ぶらりんのまま、この…
ハラスメント疑惑・・裁判の敗訴からネガティブな状況に陥りましたが、韓国映画史に欠かせない功績を残した方。現代の映画スタイルから見るととても独特な作風であり、親が子供に見せたい作品の真反対に位置する映…
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