映像もチープで話もベタな割に浅い部分があったり飛躍があったりご都合主義だったり、ステレオタイプな登場人物だったり、
決して映画として優れてるとは言い難いのに、なぜかたまに見返してしまう作品。
オススメ出来ないのになぜか大好きな作品。
やっぱり、「好きなこと」や「楽しいこと」が最高っていうメッセージは否定できないし、「楽しい」はラクしてるわけでもなく、友だちのためには一生懸命にもなる、その姿に心を打つものがあったりするのです。
あずさ(石井杏奈)の葛藤と成長も好きだし、ケニー(塚本高史)のコーチスタイルも好きだし、
ラストのダンス前にコーチを含めた全員がアイコンタクトしてから始まるところ、あれでもうすべてOKなんですよ。
よほど、スクールカーストについて「桐島」よりジワジワくるし、「チアダン」より部活とか仲間の素晴らしさが伝わってくると思ってます。