想像していた以上に演出は控えめで、物語は淡々と進んでいく。
取材が進むにつれて、記者たちの私生活にも波紋が広がるような、よりドラマチックな展開を期待してしまったのは否めないが、実話を基にした作品であ…
実話に基づくお話
教会で起きている
神父による子どもたちへの性的虐待を
暴くべく奮闘する新聞記者たちの熱意に
観ているこちらも力が入る
権力を持った聖職者と
逆らうことができない弱者
日本でも…
タブーとされてる教会のゴシップを世に出すのにどれだけ苦労したか。神父は神とつながっていて、その神父と繋がった。これは祝福されているということだと受けてしまう子供がいるのは分かる、大人になってからあれ…
>>続きを読むジャーナリズムのあり方について考えさせられる映画。派手な映画ではないが、熱い仕事っぷりに心打たれる場面もあり、飽きることなく鑑賞した。音楽がとても好み。
日本の腐ったジャーナリズムは生まれ変われる日…
実際に起きた実話をもとにした映画
2001年にアメリカの新聞社 ボストン・グローブ紙 の調査報道チーム、スポットライト班が、カトリック教会による大規模な性的虐待事件 と 教会組織による隠蔽工作 を…
緻密な努力で仕事を重ね、熱を持っていくチーム。じわじわとずっと痺れている。かっこいい。
みんな薄っすら知っていた。そういうものだと思ってた思おうとしていた。
そんなことある?って以前なら思ったかも…
最も印象に残ったのは、被害にあった子供が「だって神父は神様なんだよ」と語る場面と、サヴィアノが「神様にノーと言えますか」と問いかけるシーンである。この二つの言葉には、宗教が人々の心の奥深くにどれほど…
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宗教に関心の薄い日本では信じられないが、海外では当たり前のように教会内で犯罪が横行していたんだなと。それが宗教という力で黙殺されてきた。
人間に制約を課すと一定数の醜い化け物が生まれる。
何事…
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