taka

スポットライト 世紀のスクープのtakaのレビュー・感想・評価

3.4
ボストン・グローブ紙の記者たちがカトリック教会のスキャンダルに立ち向かった実話をもとにした作品。

宗教大国でありながら宗教タブーなどお構いなしに映画にするあたりはアメリカのアメリカたる所以でしょうか。
いわゆる映画的な作りではなく、実話を基にストレートに事件そのものを描いている印象。

キーパーソンになるかと思った人が後半空気になっていたり、身内の裏切り者フラグを立てていた人がそうでなかったりと、実話ベース故に盛り上がりに欠けるところも。
ゲーガン神父やその他悪人どものその後が描かれているともっと見応えがあるのかもと思いますが、あえてそうしないことで客観性と中立性を保っているのかも知れません。

登場する人物名が多いので途中情報を整理しきれなくなり、相関関係は7割ほどしか把握できていませんが大筋は理解できました。
細かいところはDVDで改めてですかね。
taka

taka