わたべ

スポットライト 世紀のスクープのわたべのレビュー・感想・評価

3.0
アメリカの社会のなかで、特にボストンでカトリックが大きな影響力を持っているというのはわかる。カトリックの聖職者が行った性的虐待と隠蔽を暴くジャーナリストたちを描いたこの映画の意義も、そしてその作品を大々的に評価するアメリカという国もすごいと思う。

思うのだけれど、この「スポットライト」を映画として観た場合、どうにもノれないというのが正直なところで、いかんせん目が楽しくないという感想に尽きる。
社会的な意義やメッセージは作品にこめられるべきだし(制作者がこめたいなら)、背景を排除して映画としてだけ評価するなんてあんまりフェアでもないと理解してるのだけれど、それでも。
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