トッキー

スポットライト 世紀のスクープのトッキーのレビュー・感想・評価

4.1
ジャーナリズムの精神が信仰までも超越していく展開にびっくり。

アメリカでは神父は尊い人であり教会は人生に無くてはならないもの。その教会の隠蔽体質に切り込んでいく記者たち。

テロ事件に振り回されながら、諦めることなくやり遂げた彼らの努力はスクープ掲載後の問い合わせに象徴されてます。

あえてクリスマスをはずして年明けに発表するあたりは、信仰を大切にするお国柄だと察する。

日本でのジャーナリズムは、これほど過激ではないので、日本人には感じ方が別れると思う。
個人的には結構好きな作品。

2016年封切映画 20本目