ジャーナリズムの精神VS日本ではあまりお馴染みない宗教。
信仰が強すぎるあまり、正と悪の区別がつけれなくなる、街全体が国全体が。神は正しい。
信仰というものの怖さを知った。
同時に信仰心というものがない自分に安心してしまった。正と悪の判断は宗教がするものではなく己れがするもの。人には理性がある。
派手に脚色する訳でもないし、お涙頂戴的にする訳でもなく、数人のジャーナリストが宗教という巨大組織に立ち向かって事件を暴いた、という事実をシンプルに描いている。だから好き嫌いは分かれると思う。
ただ最後の字幕。
これは映画をうまく利用した報道だ。