このレビューはネタバレを含みます
①これが今年のアカデミー賞作品か。
脅迫や圧力がかかる場面を殆ど描いていないし、巨大な敵を倒すカタルシスも無い。よってエンタメ度は低い。
だけど、好きだわ〜スクープにかける記者たちの、地味だけど骨太なドラマ。
『インサイダー』に『クライマーズハイ』
どれも内に秘める“熱い熱い”ものが伝わってくる。
②「 真のジャーナリズムとは 」を見せていただきました。
失言やら不倫ネタばかりに群がる昨今の報道に飽き飽き!
そして、絶賛コメントばかりの映画評論家とコメンテーター!
( 一部の痛烈に酷評するラジオやNETの方は除く^_^ )
大きな力に気を使って、ダメ出しせず、当たり障りのないコメントをするこの人たちは、我々映画を愛する者にとっては悪です(怒)
③一番印象に残った新局長役の「リープ・シュレイバー」(ウルヴァリンの兄貴)
知的で静かな役を初めて見たが、低音の渋さと、出てくるシーンひとつひとつに惹きつけられた。
ある意味この人の映画かも。
この人が来なければ、この問題は封印されたままだったわけだし…。
ただ、なぜこの人は、この問題にこれほどまで拘ったのか?
*とあるレビューを見て知った、日本でも起こっている同じような事件。
同じく、裁判にもなっているのに、報道は皆無。訴えられているのは、マスメディアや政界に大きな影響力を持つ芸能プロと宗教団体(怖)
2016/4/20 TOHOシネマズ上大岡✍️
2019/2/23 CS