TakaoOikawa

スポットライト 世紀のスクープのTakaoOikawaのレビュー・感想・評価

4.8
聖域と言う名を纏って暗闇と化した、言わずもがなの巨大な組織に戦いを挑むのは、ジャーナリストの醍醐味であり力の弱ってるメディアの生きる道にもなると改めて感じさせられる、芯が相当に通った1本。その中で各分野の人間が直面する職業倫理と一般倫理のせめぎ合いはこの社会の歪みを描く事にもなっていて、単にこの問題を再び形にした事以上に問う物は多い。そして色々失いつつも、使命感に突き動かされて情熱的に働ける記者達の姿は単純に羨ましく映る。
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