265

スポットライト 世紀のスクープの265のレビュー・感想・評価

3.0
動物の国の次は一転、社会ドラマ。

私たちの生活のすぐそばで起きているかもしれない。まさに社会の闇。
被害者の口から語られる衝撃の真実。回想シーンを入れないことでより重たく、辛く、その内容が残る。「被害に遭っていたのは、私たちかもしれないんだ」自分を含めて日本人にとっては馴染みが薄い、地区ごとの教会。でもこれが保育園、小学校、中学校だったら?私たちが被害者にならなかった保証なんてどこにもない。

事実に基づいた映画といえば、最後に語られる実際の事件の後日談。今回も衝撃的な内容でした。闇に葬りさられなくて、本当によかった。

後半になってやっとスタンリー・トゥッチだと気がつきました…だって髪…髪が…。
265

265