とあるカトリック教会神父の性的虐待事件を追うことから始まった地元紙ボストン・グローブのスポットライト担当チームの功績。
それは些細な事件に終わらず、やがて記者たちは長年に渡る事件の全貌と組織ぐるみの隠蔽であることに気づき、今まで触れられなかったタブーに切り込んでいく。
恐ろしいことになんと実話。
最初は加害者の神父も被害者も数人かと思われたが、取材するうちに最終的には驚くべき人数に膨れ上がっていく...
子供達の弱みと羞恥心、罪悪感につけこんで虐待し、宗教的な心の拠り所さえも奪ってしまうなんてほんとに許されないことですよね。
アメリカのカトリック教会は性犯罪者の巣窟なのかっていう😡💨
マイケル・キートン、マーク・ラファロ、スタンリー・トゥッチら実力派俳優陣の確かな演技力がジャーナリズムとその矜持について深い感銘をもたらす。
センセーショナルな大スクープが世に出るまでのジャーナリストの戦いを見つめる淡々とした演出の距離感もよかった👍