うらぬす

スポットライト 世紀のスクープのうらぬすのレビュー・感想・評価

3.8
ボストン・グローブ紙の記者がどのようにして真実に迫っていったのかを描く。

心に癒えぬ傷を負った被害者の姿や教会の呆れた隠蔽体質を取材していくうちに、記者が宗教不信になるのもよくわかる。汚い言葉を使うけど、胸糞悪すぎてたまったもんじゃない。「権力は腐敗する。絶対的権力は絶対に腐敗する」とイギリスの歴史家が言ってたっけ。宗教にも当てはまりそう。

詳しくは言及しないでおくけど、贖罪が裏テーマであるようにも思った。