このレビューはネタバレを含みます
※すでに見た人に読んでほしいです。
いやいやこれは、面白かったぞよ。
例のごとくジャケットでチョイス。土曜夜。
自分が、新聞記者さんと接する仕事をしてるということもあり。
『世紀のスクープ』というくらいには、
記者さんがスクープとった!話でしょうくらいの感じで見始めた。
ノンフィクションの場合、
最後にこの話は実話でしたー
みたいなパターンと、
最初にこの話は実話です、
のパターンがあると思うけどこの映画は後者の方で。
先に実話だと宣言するもんだから、
こっちだって、
『そうですか、わかりました実話なんですね』
的な感じで構えちゃうじゃない。
ちょっと、ソファを座り直したもんね。
なんか暗い感じの映画だなぁという始まりだったけど、
大好きなレイチェルマクアダムスさんが出てきてテンション上がったわ。
出てたんですかこの映画にも。
さらには、一つ前に見た映画『ファウンダー』っていうマクドナルドの映画の俳優さん(マイケルキートン?)が出てきて2回連続けてこんにちは。
題材は、それはそれはすごく大きなテーマだこと。
犯罪の内容が内容だけに、
ズーンと重くのしかかる感じだったけれども、
社会部?なんでしょうか、
新聞社、記者さんの使命ってこういう事なんだろうなと改めて感じました。
なぜ世の中にマスメディアが必要なのか。
考えさせられる。
特に新聞🗞
これだけTVやSNSが主流になり、速報性では劣るけど、最も信憑性高く、情報を信用できるのが新聞というイメージ。
TVは広告出稿に支配され、SNSはデマも多く。
『権力への監視役』というかなんというか。監視機能というか。
新聞の報道で、世界を良い方向に変えられるんだ。というのを目の当たりにした感じ。
今の日本にも必要な気が。
忖度ばかりでなく。
頑張ってほしいな新聞よ、永遠に。
忖度してたら新聞いらなくなるかもな。
教会の存在が強いこととか、宗教の話は、
おいておくわ。(感じたことたくさんあるけど)
違う角度から見ると、やはりこの映画は『正義』で、しかもチームでひとつの方向に向かっている感じが、見てる人を惹きつけるんだろうな、飽きなかった。
気付いたらすごい応援してた。
主役が誰かわからない映画だった。
みんなが主役。それぞれいい味出してたなぁ。
またレイチェルマクアダムスさんの話になるけど笑顔が素敵な彼女も、残念ながらほとんどそんなシーンは無く。
2時間を通してこれほど笑顔のない映画もなかなか珍しい。あと音楽も。
神父を擁護した弁護士、最後によくやってくれたぜ。
本物の局長(バロン?)、あんな寡黙な人だったのかな。気になる。
正義の方の弁護士、プラダを着た悪魔の、アンハサウェイの師匠の人だね!
https://filmarks.com/movies/2151/reviews/78962175
最後のシーン、達成感あって好きだなぁ。
日曜に出社して、キャップ?デスク?のマイケルキートンが、良く働いてくれた部下の働く背中をボーッと見て。
ふと我にかえって受話器を取ってブラックアウトするっていう、
(この感じ共感してくれる人いるのか。ココ結構ポイントなんだが)
ひとつ前に見たファウンダー
と違って、見終わったあとスッキリだわ