おかか

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅のおかかのレビュー・感想・評価

4.0
2022-24
新作公開に向けて再鑑賞。
正直なところ、2回見てもニュートとティナの恋愛模様が一体いつから始まっていたのかかなり疑問。ティナは自分の身分のためにまったく善人のニュートを連れ回し、悪者にして晒し上げ、魔法動物たちを危機に晒し、おまけに死刑まで執行されそうになり、その場で泣いて許しを乞うところ、全くもって良さがわからず…。最後のニュートとの別れのシーンで魅せる顔は可愛らしかったけど、魅力的なヒロインかといわれると、うーんという感じ。
愛情を持って魔法動物たちを育てるニュートの生活、大変だけど本当に楽しそう。綺麗なものを集める魔法動物との追いかけっこは、宝石店をあらかた荒らすなど、誤解される行動もたくさんあったけどそこまでしないと捕まえられないという焦りも見え、微笑ましく面白い。
コワルスキーのパン屋は独創的で、しかし魔法動物をモチーフにしており、俺の頭じゃ思いつかないと魔法の感想を述べていたのにそういうパンを作るのは、どこかに記憶が残っていたからなんでしょうかね。
魔法動物たちはみんなリアルで可愛らしくもあり、恐ろしくもあり、CGであることはわかっているけど、CGとは思えない映像美で、すぐに世界観に引き込まれた。見えないものを相手に演じている俳優陣はすごい。
ハリーポッターシリーズは、後半にかけてシリアス部分が非常に大きく重いので、観ていて疲れてしまうこともあるが、こちらの作品はややライトに鑑賞できた。
おかか

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