ゆかちん

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅のゆかちんのレビュー・感想・評価

3.3
ハリポタマラソンを終えた上で、ファンタビを見直すことに。

改めて観ると、ハリポタから年月も経過してるので、CG技術も上がって魔法動物や魔法表現への自由度が増してる印象。
みんな熟練魔法使いだからか、魔法裁きが鮮やかなのもいい!

一作目は、ファンタビシリーズの導入としても、一つの作品としてもバランスよく出来てる感じで見やすい。

人間界が舞台というのもよく考えたら新たな感じ。
古いアメリカの街並みとか、服装がレトロなのも良いなぁ。

逃げた動物を捜せ!と、オブスキュラスの謎の解明、そして、グリンデルバルドの野望…。
舞台もイギリスだけではなく、世界あちこちの話が出てきて、世界観が広がる。


ニュート・スキャマンダーかわええ。
エディ・レッドメインがめちゃ当たり役や。
人間に対してはキョドってるけど、いざ動物になるとキリッとして集中するのとか、ニュートを表現してるなぁと。
自分が正しいと判断したら突き進む(ルールは無視)の、ハリーと少し重なるね笑

魔法動物たちも可愛かった!
気持ち悪いやつもいたけど、ニュートの目線に合わせて見てると、可愛く見えてくる。

ティナ、改めて観ると、なんでニュートはティナを好きになったんだ?てくらい、割と自己中やったなぁ。あれじゃあ、自分のキャリアを取戻したいからニュートたちを売る感じやん。しかも会議のときに空気読まず割り込むとか。
勿論、彼女はクリーデンスを気遣うという心優しいところがあり、正義感が強く、その辺の判断と行動力は頼もしいというところもあり、魅力的な女性というのはわかるけど。
気の強いところはニュートが惹かれる要素なんだろうなw

クィニー美しいわ〜。
心を読めるって、便利なような大変なような。
でも、だからこそジェイコブに惹かれたのかな。

ジェイコブ最高〜!
マグル…ノーマジの希望や。
困惑してたけど、魔法動物見て段々優しく接するところとかいいな。
よう考えたら、ハリポタではマグルはあまり出てこなかったし、基本悪いようにしか描かれてなかった印象(映画では)。
そんな中、普通の人間として、しかも人間の良心をちゃんと持つ人として出てるのがいいね〜。
勇敢で、熱くて、心優しい、ナイスガイやん。

ハリポタのヴォルデモートて凄い存在感あったヴィランやったけど、グリンデルバルドの方が志がしっかりしてるような。。
なんかX-MENとテーマが近い気もする。
ヴォルデモートは自分の命と権力求めるだけやったように見えたから。

コリン・ファレルがシュッとしてた。
魔法裁きの動きも良かった。
グリンデルバルトが化けてたわけだけど、本人はどこ行ったんだろ。殺されたのかなぁ…。

当たり役といえば、クリーデンスがエズラ・ミラーてのも似合うな。あの危うい感じがハマる。ビクビク弱々しいかと思いきや、目つきがヤバいやつになるのとか、一見変なところも。


ハリポタを見てから改めて観ると、ハリポタ小ネタあるね。
ニュートが昔ウクライナドラゴンと闘ったて話してたけど、ウクライナドラゴンて、ハリポタの最後の銀行の地下にいたやつやんね。
あと、コリン・ファレルがクリーデンスに何かあったら合図しろと渡したペンダントが、死の秘宝を表した記号のやつ(ルーナパパもつけてたやつ)やし。


ニュートとティナの恋が、ハリポタの子供達の恋愛模様よりウブなの面白可愛いね笑


さて。色々伏線を残しつつ、一旦幕を閉じる。

2、3作目はもう感想書いたので、これで3作まで書けたことに。
4作目以降もみたいけどな〜。
ゆかちん

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