じーつー

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅のじーつーのレビュー・感想・評価

3.6
ホグワーツの教科書にも認定された「幻の動物とその生息地」の著者であるニュート・スキャマンダーを主人公にした物語で、舞台は1926年のアメリカ。ちょうどこの本が出版される前年の話しです。

魔法生物を上手く使役しながら人間から逃げ延びるストーリーがなんだか今までのハリポタとはまた違った感想を覚えました。ハリポタシリーズって魔法と人間のバトルみたいなのが多くて、ディメンターとかそのくらいなんですよね魔法生物。

でも今作は魔法生物がメインなので「あれめちゃくちゃ強えじゃね?」と思ってしまうほど、魔法生物に人間が翻弄される姿が面白かったです。
あとは、透明マントの模造品に使われるデミガイズが出てきて、おおおおこれかってなったり、伸縮自在なオカミーとかなんとなく伸び耳を思い出したり。この魔法生物達が元で生まれたアイテムも多いんだろうなーと感心しました。


あと、エズラミラーの闇を抱える少年のハマりっぷりがよかったし、まさかのグリンデルバルドはあの人でとてもいいサプライズで、配役的にも大満足です。

ハリポタ見てなくてもついてけるくらい分かりやすく作られていて幅広くお勧めできる娯楽映画です。