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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅の346のレビュー・感想・評価

3.2
まず最初に謝ります。

ハリーポッターを観たことがなかったので説明のなさとかが、もう苦しくて。「わたしゃ置いてけぼりだよ」とまるちゃんの声色でつぶやきながら、孤独感を強くしてたのですが、あとから調べたり尋ねたりしてみると、初めてこの作品で出てきた名前とか、原作にしか描かれていない情報とかもたくさんあって、どうせ自分がハリーポッターを観てないから分からないんでしょ?と卑屈にならなくてよかったことを知りました。あと主人公が動物学者ということで、観る前に頭の中でムツゴロウさんを思い描いてしまったことも失敗だったような気がします…。


そして、もうひとつこの映画を集中して観れなかった理由がありまして。これは空前絶後のわたくしごとで申し訳ないのですが、自分には一年前に別れた彼女がおりまして、その元カノから急にこの映画を誘われることになり、あれ?これは寄りが戻る流れなのかな?などとまんざらでもない笑みを浮かべながらノコノコと劇場に足を運んだのですが、いざ話を聞いてみると、その元カノ には現在、半同棲中の彼氏がいると言うんです。それならなぜにコイツは誘ってきたんだ?と、上映中は頭の中はクエッションマークだらけだったので、上映後に
「彼氏には今日のこと言ったの?」
とたずねてみると、
「面倒くさいから言ってない」
と返ってくるではありませんか。あれ?これはワンチャンあるかもと気を取り直して晩御飯に誘ってみたら、「ごめん。いまから彼氏の晩御飯を作らなきゃいけないから」と、元カノはそそくさと帰ってしまいましたとさ…。

いったいなんだったのでしょうか。
誰よりもファンタスティックビーストと触れ合えた気はしましたが。
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