Yusuke0724

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅のYusuke0724のレビュー・感想・評価

4.2
舞台は1926年のニューヨーク。大恐慌前の、禁酒法が施行されている時代。
跋扈する闇の魔法使いはヴォルデモートではなくグリンデルバルド、そんな時代。
ニュートの名は小説にちらりと出てきたくらいだし、大して期待せずに観たのだけれど、ハリーポッターの世界をしっかりと残しながらもアメリカナイズされていて面白い作品に仕上がっていた。
多様な人種、癖のある仲間、そしてアメコミばりのアクション。学生が青春しながら魔法をいじってるハリーポッターシリーズと違い、死喰い人や不死鳥の騎士団レベルの戦闘力を持つ魔法使いしか出てこないのでやたらめったら姿くらまし(ワープ)するし、なによりニュートがトボけてるようでものすごく強い。その点、シリアス度合いはそこまで高くもなく、エンターテイメント性が高かった。
3部作ということで、次回以降、さらなる快作を期待したい。
Yusuke0724

Yusuke0724