SachikoInoue

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生のSachikoInoueのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

前作より、ストーリーも映像もかっちり確立してて、見応えとワクワクは今作の方が断然上。

今回の見所は、それぞれのキャラクターの愛憎についてと、クリーデンスの、「自分は一体誰なのか」という、自分探しが話の核になっている。

愛憎で一番驚いたのは、クイニー。ジェイコブを愛する余り、間違った選択をしてしまう。彼女は心が読めるために余計に迷いやすいキャラクターなのかもしれない。

愛すべきニュート。今作でも奇行が少々ありました。地面舐めてたよ。ティナを追跡する為とはいえ、すげぇ根性だな。でも、それだけ、彼もティナに会いたい気持ちが溢れてるっていうことですかね。

グリンデルバルドが捕らえられているシーンから重々しく始まる。
始まりから期待が膨らみました。
私個人の意見としては、グリンデルバルドの見た目はこの冒頭のシーンの方がより、グリンデルバルドらしくていいんじゃないかと思ってます。

さあ、クリーデンスのルーツはどう明かされるのか。
若きダンブルドアとクリーデンスの確執とは。
自作は5作つくられる内の中盤に当たる。
どのように展開されるのか。
更なる物語に期待がかかる。

一つ前から気になるのは、J・Kローリングはもう一人組んで脚本を書いた方がいいのでは。。。なんて思ってしまう。
つまりは、あまり脚本作りは上手くないのではないかと。感じてしまいました。

でも、伏線張ってるから、全作品を通して観たらそんな思いも吹き飛ぶかな?
その期待もしています。
SachikoInoue

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