ファンタスティックビーストシリーズ３作目。
タイトルは「ダンブルドアの秘密」となっていますが、ダンブルドアの血族に対しての秘密って感じでなかなか面白かったですね。
個人的にファミリー感があり、話も簡潔にまとまっていた1作目を超えてはいなかったですが、ハリポタ好きにはたまらない演出や、アツい展開がありやっぱりこのシリーズは夢が詰まっていますね。
前作はグリンデルバルドの思惑通りに事が進んで、グリンデルバルドのターンではありましたが、今作はグリンデルバルドの思惑を逆手にとって打ち負かしたダンブルドアのターンでしたね。
ジョニデからマッツ・ミケルセンに配役が変わったグリンデルバルドですが、違ったかたちですごくよかったよ。狂気感から紳士さが増してしまったけど、あの優しい感じなのに普通に笑顔でキリンを殺すとことか、やっぱり怖い黒の魔法使いって感じで最高でした。
前作で悉く闇落ちしていった仲間が、今作で何人か帰ってきたけど、あっさりしすぎているのがちょっと笑ってしまった。でもクイニーが帰ってきて本当にジェイコブは救われましたね。あの2人から半純血の子供がまた産まれるとなるとアツいですね。
ダンブルドアの弟の家とか、ハリポタシリーズでサラッと出てきた舞台をしっかり描くのはやっぱりシリーズファンとして嬉しいよね。
今作は前作からどのくらい月日が経った話なんですかね。
クリーデンスくんはロン毛になって、雰囲気スネイプみたいになってめっちゃやつれてたけども、彼も悪に染まって悪いことをしたいんじゃなくて、ただ本当の自分を見て欲しかっただけなんだよね。
グリンデルバルドがまだ本格的に戦いを仕掛けてきてないからか、普通に自分達のお茶会とかにジェイコブとか居ても気にしない感じなのがまだまだ余裕を感じる怖さもあって、これから起きる大きな戦いを予感させますね。
劇中の挿入曲もめちゃくちゃ良くて、エンドロール中ずっと聴き入ってました。
今シリーズはこれからもまだまだ目が離せません！！！
