あしたあさって

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のあしたあさってのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ3作品で最もニュートと魔法生物の存在感が薄い作品。主軸はダンブルドア。彼の背景をじっくり描くことに重きを置いた作品でした。

そして久々のホグワーツのテーマに大興奮。
まさに原点にして頂点。

クリーデンスの出生は少し意外でした。ここでアバーフォースに焦点が当たるとは思わなかった。このファンタスティックビーストという作品自体がダンブルドア家の物語だと決定づけるような設定でしたね。

終盤、クリーデンスを殺そうとするグリンデルバルドvs守ろうとするダンブルドア兄弟のシーンはアリアナの最期と重なり、心にくるものがありました。これ見ると妹を殺した呪文はグリンデルバルドのものだったのかなと思いますね。結局ダンブルドアは往年まで引きずることになるのですが。

ニュートがティナとくっついたり離れたり、魔法動物がドッタンバッタン大騒ぎな1,2のノリかと思って観に行ったので、シリアスにほぼ全フリした今作は期待との落差が激しすぎました(笑)ハリポッターシリーズも後半の重さが尋常じゃなかったので覚悟しなきゃなと思った次第です。

最後に、ジョニデには失礼ですが、マッツ・ミケルセンにキャスト変更されて良かった。セクシーでカリスマ性のある魅力的な男性を見事に演じていらっしゃいました。今作のグリンデルバルドのイメージにピッタリだったと思います。