おかか

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のおかかのレビュー・感想・評価

4.0
2022-30
1では魔法動物たちがたくさん出てきてワクワク、2ではリタの死やクイニーとの別れなど感情が重くなる、という感想だったが3はそのどちらでもない、中間に位置しているという感想。
サブタイトルがダンブルドアの秘密だし、2でもそこそこ感じ始めていたことではあったけどニュートが主人公というよりサブになってきているような…。アルバスの方に焦点が当てられており、まるで主人公みたいだと感じてしまった。「ファンタスティックビースト」っていうタイトルなのに魔法動物たちの出番が段々少なくなってきてるとも思った。
3全体としては、2よりも軽い気持ちになったし楽しめた作品。ハリポタを見たことがある人なら、おぉー!と思うシーンもいくつもあったしホグワーツが出てくるお決まりのメロディーで気持ちが高揚する。
スキャマンダー兄弟の絆とサソリ(?)ポーズ、ジェイコブの圧倒的な誠実さと心の寛大さ、アルバスのお遊び感と真剣な時のギャップ、クイニーの可愛らしさ、クリーデンスの弱さと切なさ、バンティの機転と信頼、何よりラリーの魔法がめちゃくちゃかっこいい…!そして、グリンデルバルド。キャスト交代という裏の事情もあったけど、ジョニーデップとはまた違うグリンデルバルドだった。ジョニーデップはカリスマ性溢れてたけど今回は感情を内に秘めたグリンデルバルドという感じ。アルバスと並ぶには納得性が高かったけど、私はやはりカリスマ性溢れる髪が真っ白な、ジョニーデップのグリンデルバルドが好きだった。あと、一つ納得いかないとすれば、ユスフの扱いかな。
3時間弱という長めの作品だが、私はかなり入り込めていたのでお尻の痛みも感じず、あっという間に時間が過ぎて、気づいたらエンドロールでした。普通にもう一回観たい。
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