ぐり

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のぐりのレビュー・感想・評価

3.2
やっぱり、魔法動物たちが大好き。
今回も、ピケットやテディが可愛くて、賢くて、お茶目で。大活躍だった。
特に、ピケットが怒ったときの「ブブーーー」が大好き。本当に可愛い。

ピケットとテディの、コントのような奮闘も必見。つい、『そっちかいっ!』と突っ込む声が出そうになった。危ない。

そして、ニュートとテセウスの擬態も最高。イケメン兄弟が仲良く、腰振りダンスで横歩きする様は、永久保存版だ。
二人が仲直りしてくれて本当に良かった。

最高のエンターテイメント作品でありつつ、魔法界と人間界の対立は、私たちの世界の宗教や人種問題のようであり。
登場人物たちの善悪は混然し、状況や立ち位置によって見え方が変わる。
こういった機微の描写が、エンターテイメントにとどまらず、この映画に深みを増している。
ぐり

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