パルパティーン

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のパルパティーンのレビュー・感想・評価

4.0
ついにファンタビ3が公開されすごく楽しみにしていた。IMAXで鑑賞した。

今回はバトルシーンがあまりなく興奮的な盛り上がりはなかったが、ストーリーの部分での面白みがあった。前作で解決されなかったことや疑問に残った部分を解決する回だった。物語は5部作あるので一旦落ち着く回なのではないかと思いながら見ていた。

グリンデルバルトがジョニーデップからマッツミケルセンに代わりどのようなグリンデルバルトになるか楽しみだった。個人的にはマッツの方が好みではある。別に違和感はなく見れたのでどれだけマッツがうまく役作りしたかわかるくらいだった。冷酷さが増し狼のように怖さで支配するマッツと言葉巧みに手駒を取るように支配するジョニーデップ。二人ともいい役者だなと改めて感じた。

やはりダンブルドアは強すぎる。ダンブルドアとグリンデルバルトの関係性はそうゆうことだと解釈して大丈夫だよねと思ってしまった。ダンブルドアの秘密と言いながら、視聴者に解釈を委ねることが多くあまりにも語らなすぎかな。これは4、5でわかることだと思いたい。誓約に囚われた二人の世界観の表現の仕方がとても良かった。

そして何よりもティナが全然出てこなかった。ダンブルドア軍団にティナが入っていないのは違和感だった。キャリアを優先したんだろうけどあなたはミュートの隣にいてほしいです。それは4、5で描かれていくだろうから楽しみにしている。そうじゃなかったら嫌だ。クリーデンスの扱い方が今回は雑に見えてしまった。4、5でクリーデンスがダンブルドア側について一緒に戦っている世界線を私は見たい。

色々突っ込むところはあるが楽しめた。見た人はもやもやが残っただろうけど、4、5で盛り上がっていくだろうから楽しみにしている。それぐらい日本では人気のある映画だ。これからハリポタと繋がっていくところが増えてくだろうから楽しみである。


2022年15本目