脳みそ映画記録

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密の脳みそ映画記録のネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ファンタスティックビーストにおけるウィザーディングワールドの広がりには目をみはるものがあります。

ハリー・ポッターではイギリス国内での出来事であるのに対し、アメリカやドイツ、挙げ句にブータンまで、しかも魔法界と人間界を跨ぎます。
スクリーンを通して世界旅行をしているみたいです。各国の魔法省がみられるのも面白いですね。


アルバス・ダンブルドアの秘密はハリー・ポッターで語られた通りで別に新しい内容はありません。
むしろアバーフォース・ダンブルドアの秘密でしたね。
もうちょっとオリアナとかの話を深堀りするのかなとおもってました。

そして、語るべくはマッツ・ミケルセンのグリンデルバルドです!
姿が変わったことについては一切触れられていませんでしたね。無理くりなにか理由をつけるのかなぁと思っていましたが…。

ジョニー・デップのグリンデルバルドと違いマッツ・ミケルセンのグリンデルバルドは見た目の紳士的な上品さとは別に内に秘めた冷酷さと残忍さがあって悪役として非常に良かったです。
確かに青年のグリンデルバルドが成長したらジョニー・デップよりもマッツ・ミケルセンの方になりそうですよね。
アルバスが想いを寄せているならマッツ・ミケルセンならしっくりきます。


前作が大絶望で終わったあと、本作ではハッピーエンドを迎えてひとまずは安心です。
バンティがめちゃくちゃ有能すぎませんか?