K

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のKのレビュー・感想・評価

3.8
“Accio”
兄弟と秘密

舞台はドイツ!ダンブルドアの集めた個性的なメンバーのチームで、魔法界の支配を目論むグリンデルバルドに立ち向かう、ファンタビ第3作

死の秘宝までを一気見してからの鑑賞だったこともあり、クスッと笑えるシーンが多く、だいぶ明るい印象だった。

登場人物全員が超優秀な大人の魔法使いなので、ハリポタシリーズと違い、青年らしい葛藤や「ステューピファイ」「エクスペリアームス」など呪文を叫びながらの戦いがちょっと寂しさを感じたが、無詠唱呪文での戦いはスピード感と迫力があり、呪文の種類も豊富で良かった!
ホグワーツも出てきたの嬉しかった!

個性的なキャラは魅力的だし、可愛い魔法動物は圧倒的な癒し
二フラーとピケットのスローモーション最高だし、キリンも可愛かったー

アルバス・ダンブルドアはやっぱ偉大な魔法使いということが改めて感じられた
戦闘シーンは映像技術と合わせてめっちゃかっこいいし、作戦立案とかもさすが!

グリンデルバルドはマッツ・ミケルセンハマり役でしたね!
悪役ながら、政治的に支配権を握ろうとする役柄にピッタリだった!

そして今作はなんといってもジェイコブの活躍が素晴らしかった!
画面に映るたびに何かしらやってくれるだろうと期待でき、ちゃんと最後までその期待に応えてくれる!
表の人間(非能力者)が裏の世界(能力者の世界)に入り込み、活躍するキャラは最近多いが、その中でも圧倒的に一番好き
(キリンに選ばれるのジェイコブでも良かったのでは?笑)

ただストーリー面では若干の物足りなさを感じた。(死の秘宝のダークでシリアス展開の後に見たせいもあるかも)
展開は読みやすかったし、そもそもストーリー自体があまり進んでいな感がある。
未来が読まれてる絶望感みたいなのがもうちょい欲しかった。そこまで先読みされてた感なかった。
あと、血の誓いやクイニーの闇落ちとかもうちょっと納得いく説明が欲しかった部分もある(これは原作読んだ方がいいのか?)
K

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