NoriO

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のNoriOのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

【総評】
過去2作をうろ覚えの状態で鑑賞してしまったのだが、とても楽しめた。
あくまで個人的な所感だが、過去作よりもスリリングな展開や魔術アクション!みたいなのが多く感じた。

特筆して良かったなーと思う点は、マッツのグリンデルバルド。
うろ覚えのせいでジョニーの印象が薄かった、というのもあるが、悪のカリスマ感がすごく出ていて良かった。
同じヴィラン役という事で、ハリーポッターシリーズの"例のあの人"と比べると、グリンデルバルドにはもっと秩序を感じる。
"例のあの人"は"壊す"、"殺す"、"無秩序こそ秩序!!"という印象で、魔法界を殺戮によって支配しようとしていた。
一方、グリンデルバルドは"マグル排除(国民統一化)"という目標は同じものの、ちゃんと選挙という正規の手段を使って支配しようとしている。
確かに不正はあったけど、選挙という公のシステムを利用して覇権を握ろうとするあたりが決定的な違いだなと感じた。
まぁつまり、一言でいうとカリスマがあって良いってことだ。

【余談】
"ダンブルドアの秘密"ってのは、結局グリンデルバルドとの過去ってことで良かったのかな?
冒頭から自分で明らかにしちゃってるし、あんまり秘密感がなかったので、鑑賞後に「あれ?秘密ってなんだっけ?」ってなってしまった。
NoriO

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