Gaku

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のGakuのレビュー・感想・評価

3.0
--お前、いつからニュートが主人公だと錯覚していた…?--

監督は、ほぼハリポタ界隈の映画しか撮ってない人、デヴィッドイェーツ。

ジョニデから始まり、エズラミラー、そもそもJKローリングが思想的にちょっとあれと、マグルの世界での場外乱闘に事欠かないファンタビシリーズの新作。

グリンデルバルドがマッツミケルセンになったことで、ダンブルドアとのおじさんBL臭が6兆倍増しに。冒頭から謎にドキドキ。あれ…映画間違えた…?

とはいえ、印象に残ってるのは、おじさんBLと麒麟可愛いくらいなもので、色々なストーリーを詰め込もうとした結果、全部が消化不良でとっ散らかってしまったなぁ、というのが率直な感想。

どのストーリーも掘り下げれば面白くなりそうだったので、それが尚更残念。

まったく関係ないところでの話がいくつも同時進行するから主人公不在気味になってるのも没入感を阻害してる理由かな。
さらに言うと、それぞれの行動動機をしっかり描いてないから、各キャラに共感しづらいかなぁと。
グリンデルバルドと一緒にこっちも混乱しているようなもんで、もしかしたら1番共感できるのはグリンデルバルドかもしれない。

こいつらマジでなにやってんだ?って。

雰囲気自体は相変わらず好きなので、次の作品がもしもあるのではあれば期待してます!
Gaku

Gaku