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ハン・ゴンジュ 17歳の涙のsのレビュー・感想・評価

ハン・ゴンジュ 17歳の涙(2013年製作の映画)
2.8
2004年に実際に起こった集団性暴行事件をもとに作られたもの。実際の事件について調べてみたけれど、本当に救いようが無かった。
もちろん事件自体も最低最悪の内容なんだけど、その後が本当に酷かった。容疑者は40人以上、そして結果的にほとんどの加害者がなんの刑罰もなく、前科がつくわけでもなく社会に出ているという。
被害者は加害者からも、加害者家族からも、そして警察や学校、そして実の父親や親戚までも。まわりの全てからひどい扱い、仕打ちを受けた。

この作品では事件のその後の少女の生活にフォーカスを当てている。事件を忘れたい(忘れられるわけないけれど)のに、普通に生活したいだけなのに。
加害者家族に腹が立つ。自分の子供が可愛くて大切なのは分かる、でもそうじゃないだろ、なんでそんな事が出来るんだよ、、彼女を気遣い守ってやれよ、お前の愚息を罪と向き合わせろよ。
そして父親もクソ。まじで糞。お金欲しくて示談書にサインさせるなんて、しかも説明もせず騙すように。

実際の事件を調べるとこの作品よりもはるかに酷く胸糞だった。
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