このレビューはネタバレを含みます
前作よりも戦闘シーンが多く、アクション映画といった感が強まっている。
それも、ほぼ水戸での戦い1つをずっと追っていくため、前作より緊張感もあって入り込んでしまう。
表現の自由を巡っての内戦、というのは相変わらず大袈裟な気はするが、それ故に、手塚慧の行動も一理あるという説得力が生まれている。
また、変わらないことを嘆く代わりに行動するという、笠原郁をはじめとした図書隊の働きは考えさせられる。
堂上篤は本当に死ぬと思ったし、あれで生きているのは鉄人と言う他ないだろう。
主役の2人のやり取りにも、笑えて泣けてで楽しませてもらえる。