何のために戦うのか
何を守りたいのか
分かっている方が強い。
組織のためや上からの命令で戦うことほど虚しいことはない。
共に戦うヒーローとヒロインは、一番近くで守ることも助けることもできる。けれど自分が危険なときは相手も危険に晒す、傷つく姿を一番見たくない相手なのにそれを恐れていては一緒に戦えない。心が揺れれば戦闘に不利になる、求められるのはより高い集中力と冷静さ、それでも彼らは一緒に戦う。
その人が必ずやり遂げると信じているから背中を任せられる、後を託せる。貫き通したいこと、何のために戦うのか、その理由が同じということが強固な絆をつくる。
疑い始めたらキリがないのだ、
人も、世の中も、時代も。
“表現の自由”の前に“知る自由”があることを忘れてはならない。誰かにとって都合の良いことがらだけを押し付けられて、本当に自分の欲しい未来が思い描けるようになるだろうか。
確かに行きすぎた表現は、心を乱すかもしれない、
けれどそれも人間の生み出したもの。蓋をするだけでは何も解決していかない。
一歩間違えればこんな未来もあり得るかもしれない、そんなことを考えさせられる。