このレビューはネタバレを含みます
お山のお城。ラブホ。
言葉もそうだけど、行動もだよね。
毒親に見えてしまうな。
お喋りを封印されて心を閉ざす成瀬。お喋りするとお腹痛くなる。ある日任命された「地域ふれあい交流会」。その実行委員として活動する坂上だけが心の中を覗いている感じがする。
「歌なら痛くならないんです」
ミュージカルなら伝えたいことが伝えられるかも。本当に喋りたいことを、素敵な歌に。
言葉で人を傷つけること。
言葉は傷付ける。取り戻せない。
「わたしの気持ち、全部」
「俺を傷付けていいよ。傷付けていいからお前の本当の言葉もっと聞きたいんだ、成瀬」
「私、坂上くんが好き」
「呪いをかけたのは私。閉じこもってたのは私」