LGBTQ作品🏳️🌈が氾濫している現代ですが、私は特にGを題材にした作品は好んで観ます。知らない世界を覗き見したくなるから💕これはイギリス🇬🇧の青年だし💓
『荒野にて』『さざなみ』のアンドリュー・ヘイ監督の初期作品。
ヒット作品もそうだけど、物静かな時間の流れを巧く引き出すのに優れている監督ですね。
このお話はたった2日間の出来事。
2人の青年が一期一会のつもりで出逢う。そこに芽生えてしまった感情に心が奪われてしまう。2人の孤独だった心が癒されていく💗が...
親を知らず里親で育ち、今はプールで監視員として働くラッセル。小綺麗なアパートに一人暮らし。髭を蓄え精悍ながら大人しく控えめで優しい雰囲気。
ある金曜の夜、クラブで気になったグレンを誘ってアパートで一夜を共にする。
グレンはアーティストというだけあり、ちょっと独特の雰囲気がある。少し小柄で繊細なイメージ。相手の事を知りたがるけど自分は殻に籠りがち。皮肉屋なんだけどその裏側を想像しちゃう。
お互いに相手を知り尽くしたい願望。焦りがあるけど雰囲気を壊したくない。そんな2日目にグレンからある事実が告げられる。それは明日🇺🇸ポートランドへアートの勉強に旅立つと...
どうしようもない焦燥感、寂寥感、空虚感を感じる2日間の出来事。
LGBTQへの理解が進んでいるとしても、
未だになくならない差別意識。
自分を受け入れることへも葛藤がある事。ゲイの中でも温度差がある事。
を知ることが出来ます。
それは自分自身もゲイだと公言している監督だからこその...繊細な表現が出来ているのだろうと感じられた。
人と人が心を通わせること、それはゲイだからとかは関係ない❗️
その感情は性別も年齢も何の差もない❗️
キラキラ煌めく瞬間🤩であって、ただただ美しく尊いこと✨
心からその様に感じ取れた。
結構好みでした💖