記録用
それが〈リアルさ〉なんだろうけど、メインふたりの見た目や空気感が好きになれなかった映画。
ジャケ写の淡い色合いを期待してたら全然違った。
イケメンじゃなきゃ嫌とかそういうことではなくて、油分を含んだようなヌメヌメした感じが肌に合わなかった。
じっとりしたジメジメ感は好きなんだけど、この映画の二人は終始ねっとりしてて話が入ってこなかった。
お互いの過去や思想を語り合うシーンだと本来ならそこで引き込まれていくんだけど、なんだか画面の中の二人に白けてる自分がいて空しかった。
感情移入できなくても映画の中に入っていくことはできるけどそれも出来なかった感じ。
他の方のレビューを読んでてなるほどと思ったのは映画を観たというよりは、とあるカップルが過ごした週末の様子を垣間見ただけと思えばその通りな作品。
私が合わないと感じたヌメヌメ感が当人達にとっては濃密で心地いいものだったんだろうな。
