このレビューはネタバレを含みます
いわゆるどんでん返し系。多数あるツッコミどころも含めて愛せる秀作。
MRXやフレンドを含めたハッカー全員が実はベンヤミン1人でした、的な大胆なオチかと思いきや、違う角度で裏切られて気持ちが良かった。
ハンネを最後のハッキング対象にする演出が、まさに"安全なセキュリティはない"というクレイの標語通りで粋。ハンネが全てを察したときにはベンヤミンは既に"透明"になっていて、姿は見えない。クサい回収の仕方だが、好みだった。
物語の大半が信頼できない語り手の回想シーンなので、細かい納得感はいらない派。