最後にどんでん返しが…という煽り文句だけ覚えている状態で観たため最後の怒涛の捲し立ての展開でありがちだな〜、映画アイデンティティと同じか…と思ってしまい、ハンネ捜査官と同じくまんまと騙されてしまった笑
最後のベンヤミンの顔がそれまでの弱々しい表情から一転して凛々しくなっていて驚いた。
一人で捜査官を騙せたという経験が自信になったのか、はたまたそれまでこちら側や仲間たちに見せていた顔が嘘だったのか…
最後まで想像力を掻き立てられる面白い作品だなと思った。
ただ証拠隠滅で火をつけたはずのベンヤミンの祖母の家にその後ハンネ捜査官が捜査で出向いてる点だけ疑問に残った。
観客を騙すための嘘だったと言われればそれまでだが、その辺りの矛盾点が無ければもっとこの作品を楽しめたと思う。
また珍しく冴えた邦題がつけられた作品だなと思った。
