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踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望のkazu1961のレビュー・感想・評価

3.2
▪️Title : 「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
Original Title :※※※
▪️Release Date:2012/09/07
▪️Production Country:日本
🏆Main Awards :※※※
🕰Running Time:126分
▪️Appreciation Record :2020-252 再鑑賞
▪️My Review
“全捜査員に告ぐ、バナナだ!”
足掛け15年にわたるシリーズの最終篇ですね。ずっと根底のテーマにしていた、警察機構組織の腐敗には一応のピリオドが打たれました。永年のファンにとってはシリーズが本作で終わったことにはさまざまな想いがあるかもしれません。
でも、出演者皆んなが年齢を重ねてきました。それなりのポジション変化もあります。シリーズ全盛期のイメージを継続していくのが難しくなったんでしょうね。前作の興行の不信も要因になったのかもしれません。やはり潮時だったんでしょうね。
本作も、作品として観るなら多くの人がレビューしているように残念な部分が前作よりまして多くなったように思えますが。先ずはシリーズ2作目までの躍動感、高揚感が薄れました。つまりラストに向かっての盛り上がりがなく静かな作品になってしまいました。ファイナルを意識したうえで、今までの多くのキャラクターを再度出演させたり、脚本や演出も無理のあることが多くて雑になった感があります。さらに全体的に暗くなったイメージもありますね。
しかし、そこは前作も同様ですが、安定のキャスティング。それなりには楽しめます。
本作、テレビドラマ、映画共に絶大な人気を誇り、映画版では数々の記録を打ち立てた『踊る大捜査線』シリーズの劇場版第4弾にして最終作です。織田、深津絵里などのレギュラー陣、前作から加わった小栗旬のほか、犯人役で香取慎吾が出演。15年の歴史に幕を下ろす作品になります。
物語は。。。
国際環境エネルギーサミット会場で誘拐事件が起こり、その後被害者が殺された状態で発見されます。殺害に使われたのは、警察が押収した拳銃でした。捜査を担当することになった湾岸署でしたが、青島(織田裕二)ら捜査員には情報がまったく開示されない方針が決定。そんな中、第2の殺人が起き、続く第3の事件では真下(ユースケ・サンタマリア)の息子が誘拐されてしまいます。。。
残念ながら、最終興行収入は59.7億円で最終作にしてシリーズ最低記録に終わったんですね。

▪️Overview
織田裕二主演の人気ドラマを映画化し、日本の実写映画興行記録を打ち立てた大ヒットシリーズ最終作。湾岸署管内で開催中の国際環境エネルギーサミット会場で誘拐事件が発生し、被害者が射殺体で発見される。緊急招集された捜査会議では、すべての捜査情報を鳥飼管理官に文書で提出するという異例の義務が課され、所轄の捜査員は一切の情報を開示されないまま捜査を進めなければならない。そんな中、第2、第3の殺人事件が立て続けに発生し……。織田、深津絵里、柳葉敏郎らシリーズレギュラーキャストのほか、前作から加わった小栗旬、伊藤淳史らも出演する。

出演は、織田裕二、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、内田有紀、伊藤淳史、北村総一朗、斉藤暁、小野武彦、甲本雅裕、遠山俊也、佐戸井けん太、小林すすむ、水野美紀、ムロツヨシ、筧利夫、真矢みき、小橋めぐみ、小泉孝太郎、小栗旬、香取慎吾、津嘉山正種、大杉漣、柳葉敏郎。
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