ここに泉ありの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

『ここに泉あり』に投稿された感想・評価

戦後間もない頃、高崎市で結成された市民オーケストラ、音楽好きなだけの素人の集まり、厳しいやり繰りの中での楽団活動を描く。金策窮して解散目前、楽器担いで山奥の分校での演奏会、音楽に触れることのない生徒…

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山田耕筰と室井摩耶子の迫力漲るチャイコフスキー演奏場面はやはり感動的。
アニメみたいな横移動がある。
"解散ライブ"でも慎ましやかに進行していくのがいいね。
ちろる

ちろるの感想・評価

3.7

戦後、結成された市民オーケストラ楽団員たちの青春物語。

なぜに、辞めると決断している時に限って、こんな風に後ろ髪引かれるような事が起こるだろうか?
ハンセン病療養では入所者たちの音のない拍手や、山…

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A

Aの感想・評価

4.5

製作に市川喜一が参加。脚本は水木洋子。食べるのにも事欠く毎日を生きる人々と、音楽を聴くためだけ楽しむだけの行為との間の距離。それでも少しでも、日常から離れた文化に触れて寄り添うことの意義をしっかり描…

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NOBU

NOBUの感想・評価

3.5

戦後まもない中、後の群響と呼ばれる高崎の市民オーケストラの出発点を描いた映画で楽団員の苦悩や恋などに笑いを込めて描かれたヒューマンドラマである。

今井正監督のもと、岡田英次を始め、小林桂樹、岸恵子…

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群響の草創期。高崎を拠点とする貧乏アマチュア楽団が重い楽器担いで群馬各地を巡業。牧歌的な風景と共鳴したオーケストラが心の故郷に響く、詩情豊かなヒューマンドラマ。それは泉。
Jimmy

Jimmyの感想・評価

2.5

今井正監督のメリハリ効いた演出がクライマックスを盛り上げるのだが、その反面、序盤から中盤が自分にはあまり面白くなかった。
あまり尺のことは言いたくないが、この内容で2時間半はちょっとキツい感あり。冗…

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jam

jamの感想・評価

3.7

永劫に救われることのない世界にいる者が
皆さんの訪れをどんなに楽しみにしていることか
生きている悦びを味あわせてもらえる
この悦びは一生消えない

患者代表が感謝の気持ちを伝える
仄暗いハンセン病療…

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この前配信された独立プロダクション作品は全部鑑賞
高崎市民に美しい音楽を、という理念から交響楽団が結成されるも後ろ盾もなく財政は厳しい。
この片田舎で自分の技術レベルと生活の維持が難しい。
極めつけ…

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